ご近所の久光良一さんは、自由律俳人で有名な方。
俳句には何の知識も無い私には勿体ない句集を、出版される度に頂きました。
2013年 句集 走り雨 | 2015年 句集 残り火 | 2017年 句集 熱い血 | 2020年 句集 男という孤島 |
思い出・・・
miyakebito.hatenablog.jp
今年出版された句集「男という孤島」は3月にお亡くなりになった奥様トキ子さんの句も載せられていました。
「姑の笑顔」
あとがきには、
生前、奥様は本当に親切にして下さり沢山のことを教え下さいました。
お食事会もお茶会も飲み会にも、近所の遊び仲間の仲間入りをして下さり沢山の思い出を私達の中に残された素敵な奥様でした。
その奥様の句「夜半の名月」と、御主人良一さんが奥様を偲ばれ書き綴られた「妻の思い出」が載せられた、発行者 周防一夜会の"句抄覚え書き"を先月いただきました。
奥様が御主人の仕事場にお花を活けられたことがきっかけでお付き合いが始まり、ご結婚されたというエピソードは以前伺っていました。素敵な笑顔で(^^♪
「夜半の名月」の中の句に ありし日の奥様トキ子さんを想いました。
老いの顔にも紅をひくちょっぴりの女心
介護する姑と母が重なる母への想い
一日終え夜半の名月ひとりじめ
いつも前向きで…お姑さんの介護に尽くされ最期を看取られたトキ子さんが思い出されます。
心よりご冥福をお祈り致します。
先日、御主人良一さんがリンゴと安納芋を御持ちくださいました。
立派な安納芋は家庭菜園で作られた物…と!
すごいな~🤗
そして、、、
ご本人の句「一人の晩酌」の中の一句に納得でした。
「ゆっくり効いてくるなあ さびしさというパンチ」
同感です!!!
受けたパンチは、後を追って後から効いて来るんです・・・
きっと…振り向くたびに・・・
想いでは無い方がどんなにいいだろう、、って思っていたのが…何時の間にか目の前で懐かしい思いに変わっていました。
ゲンキンなものだなぁーって自分自身呆れています。
あくまでも私の個人的な感情です<(_ _)>